プライベートゾーンとは何かということについてお話します。
プライベートゾーンとは、他人に見せたり触らせたりしてはいけない自分だけの大切な部分を指します。
プライベートゾーンを大切にできることで、自分の体を守ったり、他人に危害を加えることが無いように成長することができます。
プライベートゾーンとは
- 性器
- 胸
- おしり
- くち
プライベートゾーンは男の子も女の子も共通です。
ほかの人に見せたり、触らせたりしてはいけない、からだの大切な部分を指します。
小さな子には難しい言葉なので、「水着ゾーン」という言葉を使うと分かりやすいです。
水着で隠れる部分は自分だけの大切な場所で、自分だけしか見たり触ったりできない部分であることを繰り返し伝えててあげてください。
自分にとって大切な場所であることを繰り返して説明する
プライベートゾーンは、自分の体の中でも特に大切にして欲しい場所であることを繰り返し説明してあげてください。
他人に見せたり触らせたりしない。見たり触ったりしていいのは自分だけであることを何度も説明します。
もし、他人に「見せて」「触らせて」と言われたら断って良いことを伝えます。また、勝手に見たり触ったりしようとする人は危険な人であることも伝えましょう。
プライベートゾーンは家族であっても見たり触ったりしてはいけません。
おむつ交換やお風呂で体を洗うなどの必要なお世話以外では、親であっても触ってはいけません。
もし、プライベートゾーンの痒みや痛みがあって、確認をしなければいけない場合は、必ず「見る」「触る」ことを伝えて、本人の了承を得てからにしましょう。
友だちのプライベートゾーンは友だちにとっても大切な場所
自分のプライベートゾーンを大切にできるだけでなく、友だちや親、きょうだいなど、身近な人たちのプライベートゾーンは、それぞれの人にとって大切な場所であることを伝えましょう。
スカートめくりをしない。
トイレを覗かない。
勝手にチューをしない。
本人は遊びのつもりでしている行動も、相手はどう感じているか分かりません。
子どもにとって、悪気なくやっている行動でも、相手にとっては嫌な行為かもしれないことを子ども自身が気が付けるようになるといいですね。
プライベートゾーンの話を外でしない
「おっぱい」「ちんちん」「うんこ」などの言葉は子どもは大好きです。
言葉の響きも好きですが、この言葉を発した時の大人の反応が好きなのです。
皆が楽しい気持ちでこの言葉を聞いているわけではないこと、嫌な気持ちになる人がいることを伝えましょう。
性教育をきちんと受けている子ども達は、外でこれらの単語を大きな声で話すことはないでしょう。
まとめ
しっかりと性教育を受けた子どもは自分のプライベートゾーンを大切にすることができます。
また、友だちや家族など、大切な人のプライベートゾーンも大切にすることができます。
外でプライベートゾーンの話を大きな声で話すこともなくなるでしょう。
自分の体の大切な部分を知って、自分の体を大切にできる大人になれるといいですね。
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